古/いにしえの面影       其の一阡四百弐拾九
怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

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撮影日  2019年03月10日 土曜日
アップ日  2019年05月07日 火曜日
兵庫県高砂市阿弥陀町生石(石の宝殿)
ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや!(by UFO先生)

石の宝殿は、阿弥陀町生石にある生石神社のご神体で、
「浮き石」や「日本三奇」の一つとも呼ばれています。
一辺5mを超える巨大な直方体の石造物で、背面には突起がついています。
国内でも他に類例がなく、大変貴重な文化財です。
生石神社境内にある建築や石造物、古墳(竜山1号墳)も、
石の宝殿とあわせて、国指定史跡となりました。
奈良時代の『播磨国風土記』に、家の形をした「大石」として登場し、
少なくとも1300年以上前から存在していたことがわかっています。
しかし、なぜ、だれが、何のためにつくったのか、神がつくった神殿説や、
大王の石槨(せっかく)説など、謎を残したまま、さまざまな諸説が展開されています。
(高砂市HPより)

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雨降り模様な一日でした。

※国史跡 石の宝殿
及び竜山石採石遺跡碑

生石神社参道

※生石(子)神社扁額

手水鉢

※石製蛙

奉納石燈籠



竜山石採石遺跡とは
竜山の山中に点在する竜山石を採石した遺跡です。
竜山石とは今から約9000万年前に形成された凝灰岩で
古墳時代から現在まで約1700年間採石され続けています。
高品質で加工に適した石材として様々な石造物の製作に使われてきました。
古墳時代の大王の棺や江戸時代の建築材などに利用されてきました。
竜山石の製品は、西日本各地に流通し、石の文化を形成しているといえます。
竜山全体で160箇所以上の採石遺構があり、
今回そのうちの31箇所が国指定されました。
(高砂市HPより)

どれだけの石が在るんでしょうか?
前には



拝殿舎

※絵馬堂
見晴らし台?

狛犬


※吽
 
少し蛙が入った狛犬

※従軍記念銘
日露戦争ですね。

絵馬堂の下が参道階段



周旋人魚橋村

※吟道

謡曲



謡曲奉納が多いですね。
この絵馬堂が能舞台でしょうか?

※武者絵?

明治9年銘額
原鉄之助さんが
南海阿波美馬郡貞光産
前には

※拝殿舎

御神体は大きな一枚石

※水に浮いたような状態です。

大きな岩を刳り貫いたんでしょうか?



どれだけの水位でしょうか?

※霊岩
石の宝殿の分岩
欠片ですね~デカいけど!

御神体の脇に石段が彫られています。

※玉垣銘は
達筆です。

向こうに高砂市総合運動公園が~

※真ん中の道路の先に
JR神戸線宝殿駅が~

御神体上部

※現在も採石されてます。
竜山石(宝殿石)とは
兵庫県の加古川下流右岸に産する流紋岩質溶結凝灰岩の石材上の呼称で、
白亜紀後期(約1億年前)の火山活動によって噴出した火砕流堆積物が厚く堆積したものです。
石材は、古代、畿内の大王や豪族などの石棺にも使われており、
7世紀頃に造られた“石の宝殿”は宝殿山の中腹にある約500トンの浮石で、
生石神社の祭神として祭られ、江戸時代の末、シーボルトも訪れヨーロッパに紹介されています。
鎌倉~室町時代には、五輪塔・宝篋印塔・層塔・石仏などが製作され
県内や大阪、京都に大きく広がっていきます。
江戸時代初期、慶長年間の姫路城や明石城には、石垣などの建築構造資材として
竜山石が大量に使用されています。
天保7(1836)年、姫路藩の専売品となり鳥居・燈籠・狛犬・石臼・石垣・石段などに
広く利用され全国に供給されていきました。
その後、近代になると美しく優れた建築資材として盛んに活用され、
明治3(1870)年に、旧造幣局幣鋳造所、
大正11(1922)年、住友銀行本店ビル、昭和3(1928)年には京都ホテル旧館や
旧国鉄大阪鉄道管理局等の外壁を飾りました。
(高砂市HPより)


南側には大正天皇行幸之跡
大正天皇(たいしょうてんのう、
1879年〈明治12年〉8月31日 - 1926年〈昭和元年〉12月25日)は、
日本の第123代天皇(在位:1912年〈大正元年〉7月30日 - 1926年〈昭和元年〉12月25日)。
諱は嘉仁(よしひと)、称号は明宮(はるのみや)。お印は壽(じゅ)。
明治以降の皇室で初の一夫一妻制を採り、また誕生から即位を経て崩御まで
生涯を通じて関東の地で過ごした最初の天皇である(
ただし即位の礼などは京都出身である父・明治天皇と同様、京都御所で挙行している)。
(Wikipediaより)


※北側にも登山道が~

阿弥陀町魚橋は此の方向~
奥の峰は高御位山(2998.7m)
岩山肌が見えます。

※北側は
高砂市内が一望できます。

神戸製鋼所高砂製作所
向こうに上島

※綺麗に方形に切られています。

宝暦期の石燈籠

※山上公園ですと~

沢山の玉垣
奉納柱も~
各地で見た石肌です~

※これは大理石ですよね。

竜山石の石畳

※参道なんですね

参道見上げて~

※杯状穴は見られません

扁額

※この石肌が竜山石

丸に違い矢紋

※丸に三つ並び矢紋

道標
右 尾上、高砂、曽根、姫路
左 加古川、法●山
何処に設置されていたんでしょうか?

※親柱?
やはり、持ってるものはUPして
資料的に残さねば…
気を抜いたらあきません~
何時のが出てくるか判りまへんで!
袖すり合うも他生の縁~
いつまで知った景色があるのやら。。

頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら~
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